トレン-ディング #2

またまたやってきました！ 今回もコミュニティの皆さんが作成した素晴らしい『Tren』作品をご紹介します。腕によりをかけて、勇敢なTrenジニアたちがドリームズ・ユニバースに放った面白い『Tren』作品をまとめました。

今回も5つの作品をピックアップしていますが、どれも絶対に気に入ると自信を持って言えます。なぜって？ それはもちろん、見る目がある私たちが選んだからです。さあ、前置きはここまでにして、最初の作品を見ていきましょう。

Tren in the deep Blue! Custom Track.#

作者：jcpennythe3rd

推定プレイ時間：5分

jcpennythe3rdがTrenの何を見て「Trenを水の中に沈めたらどうなるかな？」と思ったのかはわかりません。どことなく狂気を感じる作品ですが、仕組みはしっかりしていて、『Tren』の高難易度のパズルと水中という要素をうまく組み合わせられています。貨物がたくさん登場するトラックで、そもそもどうやって貨物までたどり着くのか、どこまで運べばいいのか、そしていつまでに目的に届ければいいのかを考えさせられる仕様になっています。重たい荷物を切り離したり運んだりするために、ボタンをたくさん使うことになるのは言うまでもありません。ですが、正直言ってこの作品の最高のポイントは、とにかくサプライズが満載で予期せぬ展開が次々と起こるところです。油断していると突然現れたクジラに押し流されてしまうので、要注意！

Re-tren#

作者：thelastcone

推定プレイ時間： 10分

これまで見たなかで一番不気味なTrenトラックと言っても過言ではない作品なので、ハロウィンが近いこの時期に紹介するのにちょうどいいと思いました。舞台は古いガレージと思われる場所で、クラシックカーがずらりと並んでいます。不気味な赤ちゃんの人形、不穏な照明、ヘッドバンギングしたくなるようなヘビメタなどの要素が、悪夢と呼ぶにふさわしいTrenの世界へとプレイヤーを誘います。

落ち着かない装飾ばかりですが、ステージを支えるシステムは非常に独創的で、特にトラック中盤に登場するポップターがいい味を出しています。トラック自体も規模が広く、Trenでガレージ全体(車の上まで！)を移動するのがいかに大変なのかを思い知らされます。あの不気味な赤ちゃん人形をあやそうとしないように… 呪われてしまいますよ。

Deliver and Dash#

作者：YT_JCritical

推定プレイ時間： 5分

このトラックの説明を読んだときに、これは絶対にプレイしてみなくては！ と思いました。だって、"100%一番難しいTrenステージ"って言われたら、やらざるを得ないでしょう？ しかも次に続くのが"度胸があるならやってみろ"ですよ。

「Deliver and Dash」って本当にそこまで難しいの？ とお思いでしょうが、はい、とても難しいです。作者であるYT_JCriticalに、「人々が苦しみで熱い涙を流し、激怒し、祖先を呪い、世界の不公平さを嘆く姿を見て満足ですか？」と聞いてみたいです。なぜなら、それが作者の目的なら見事に達成できているからです。おめでとうございます。

まあ、『Tren』ローンチ日の配信を見た方なら、そうなることも予測できたかもしれませんね。我々は決して『Tren』の一番うまいプレイヤーではないので。でもいいんです。そもそもうちはこのゲームを作った会社ってわけじゃないので。おっと、ちょっと待って…

Tren Loops and Lambs#

作者：Squoosh

推定プレイ時間：10分

先ほどの紹介でだいぶストレス数値が上がったので、イギリス郊外にやってきました。おびただしい数の羊と… おや、なぜかインサイドループもありますね。自然界でループを見かけたことはほとんどありませんが、もしかしたら気付いていなかっただけで、たくさんあったのかもしれません。だって、この作品にはこんなにあるんですから。

本作では、Trenが一時的にトラクターに変身し、羊を貨物に見立てて極端な方法で群れを誘導しています。なぜかわかりませんが、当の羊たちはループを駆け抜けたり、急カーブを通ったりするのを楽しそうにこなしています。Squooshのステージデザインは素晴らしいもので、背景や設定が美しいのはもちろんのこと、クリアするのにかなり精密な操作が必要とされます。列車、平原、羊… 田舎の素晴らしい環境を、動物たちの巨大なフンを踏まずに堪能できる癒される作品です。

Tren Passenger Expansion Kit#

作者：Blowertron

推定プレイ時間：N/A

最後にご紹介する作品は、実はトラックではありません。コンパクトながらも『Tren』の世界をさらに豊かに肉付けできるいろんな要素が詰まったBlowertron作の「Tren Passenger Expansion Kit」です。クリエイターたちが自由にいじれる屋根裏のシーンがあらかじめ用意されているので、木の柱1本の位置を調節するために何時間もかける必要がありません。駅やTrenの馬車など、ステージをさらに細かくデザインするアイテムも追加されています。でも一番のポイントは、乗客感知式バリアが新たに追加されているところでしょう。つまり、指定の人数を乗せていないと開かないバリアを設置できるのです。きっと、多くの皆さんがこの新機能をコミュニティ作品に使おうとするでしょう。それはつまり、未来の「トレン-ディング」でさらに素晴らしい作品を紹介できるということです。基本的にみんな自分たちの作品を作っているだけなのに、面白いですよね。

以上、『Tren』をテーマにコミュニティ作品をご紹介しました！ 『Tren』をこれから初めてプレイするという方は、ぜひ下のリンクから「あとでプレイ」のリストに追加してください。プレイしなくても恨んだりしませんが、オススメですよ。本当に。

今後も『Tren』関連のコミュニティのおすすめ作品をどんどん紹介していく予定なので、ご期待ください！