Dreams Universe™の名作プラットフォームゲーム7選

ゲームのジャンルの中でも、プラットフォームゲームは高い人気を誇ります。見事な身のこなしで動き回っても怖くもなければ気分も悪くならないなんて、まるで夢のようですよね。

私たちMedia Moleculeもプラットフォームゲームが大好きで、『リトルビッグプラネット』シリーズや『Tearaway』など、数々のプラットフォームゲームを手がけてきたのはご存じのとおり。もちろん、最新のPlayStation用ソフト『Dreams Universe™』にも、プラットフォームゲーム作りを楽しめる楽しいツールをぎっしり詰め込みました。するとどうでしょう、プレイヤーの皆さんが素晴らしいプラットフォームゲームを次々と作ってくれたんです。うーん、すてき！

でも、たくさんあると迷ってしまいますよね。ここでは、懐かしの3Dアドベンチャーからピクセル単位の高度な操作を要求する上級者向け2Dゲームまで、今すぐDreams Universe™で遊べる最高のプラットフォームゲームを厳選してご紹介します。

Trip’s Voyage#

作者：Eupholace 、 Aevox23

推定プレイ時間：4時間

3Dプラットフォームゲーム『Trip's Voyage』は、あなたが今までDreams Universe™でプレイしたものの中でも一番の傑作になるはず。南国の宝島から敵だらけの氷河、さらにその先へと、様々な舞台で躍動感に満ちた冒険と素晴らしいゲームデザインを楽しめます。3Dマリオのファンなら、主人公であるTripの楽しく作りこまれた動きにすぐ馴染めるでしょう。冒険の途中で出会い、主人公を助けてくれるキャラクターたちは、どこかレア社のレトロなゲームのキャラを思い出させます。創意工夫に溢れたプラットフォーム、ミニゲーム、パズル、大量の収集アイテムなど、サンドボックスの各レベルに詰め込まれた隠し要素を見つけて楽しむだけでも、何時間も経ってしまうはず。『Trip's Voyage』の開発は既に終了していますが、若き作者、Eupholaceはゲーム作りという冒険をまだ始めたばかりのようです。

Slice#

作者：ManChickenTurtle、iBubek、shandyboy1975、NiloFranck、NihTar、Amenjo1、OMG_its_Adrian、girlfromcroydon

推定プレイ時間：30分強

辛い目に遭うのが好きな人、手を上げて。『Super Meat Boy』や『ホットライン・マイアミ』のような反射神経をいじめ抜くゲームがお好みなら、『Slice』のハードなレベルも楽しめるかもしれません。この2Dプラットフォーマーでは、正確な操作と慎重なアイテム管理が要求されます。タイトルにもなっている「スライス」はこのゲーム独自のアビリティで、攻撃と移動を兼ねたダッシュストライクのこと。3回まで（敵に接触したり、敵の魂を奪ったりするとリセットされる）発動できるこのアビリティのベストな使いどころを考え、各コースで最適な経路を突っ切れる動きを編み出すことが鍵となります。過酷なチャレンジと心拍数を上げるサウンドであなたの神経をズタズタにする一方で、パズルを解き明かす快感を与えてくれる『Slice』は、まさにマゾコアの名にふさわしいゲームです。

The Snowgardens#

作者：HalfUp、DiamondDiancie10

推定プレイ時間：45分強

とても作りこまれたプラットフォーム・パズルゲーム。2021年のFreeplay Independent Games Festivalで学生部門の最優秀ゲームに輝いた作品ですが、それも納得です。このゲームの美しく奇妙な味わいは、『FEZ』や『Hyper Light Drifter』のような名作インディーズゲームを思い起こさせます。崩壊しつつある世界のきらめく海に沈み行く足場、レーザービーム、隠されたアイテム、息を呑むような景色。そんな物言わぬ相手に対峙するにはかなりの集中力が必要です。弓で矢を射って当たった場所にテレポートできるため、移動経路ひとつ考えるにしても、魔法のようなひらめきがなければ難しいでしょう。謎めいたストーリーもパズルさながら。不安定なポータルの前に苔むしたロボットたちの巨体が横たわる、プレイヤーはそんな光景を見ながら、徐々にメランコリックな物語を理解していくことになります。『Snowgardens』では、すべてがそんなふうに言葉を使わずして語られるのです。

DRAW!#

作者：nonodragon12 、PRISMATIC-GAMER

推定プレイ時間：20分

自分でプラットフォームを作って進むゲームはいかが？ それがこの『DRAW!』です。 このゲームでは、最初に障害物が描かれた紙と不思議な力を持つ鉛筆を渡されます。紙に鉛筆でプラットフォームを描き入れて、棒人間の主人公が出口までジャンプできるようにしてあげましょう。スマートなレベルデザインで、独創的な解き方もできる自由度の高いパズルも楽しいですが、この2Dアドベンチャーを心に残る作品にしているのは、何と言ってもその優れた演出効果です。汚れたページに鉛筆で描いては消し、試行錯誤を繰り返す時の効果音や、「描く」モードと「プレイ」モードを切り替えるときの気持ちのいい動きなどは最高に魅力的。そしてオチのすごいダジャレは、『DRAW!』の中で唯一消せない、強烈な記憶となって残ります。

ASCENT REMASTERED#

作者：payoffwizard

推定プレイ時間：1時間強

プラットフォームゲームに求めるものはスケールとスペクタクルがすべてという人もいるでしょう。巨人ゴリアテと戦うダビデのように、圧倒的な世界に挑む感覚を味わいたい。そんなあなたにお薦めの『ASCENT REMASTERED』は、Team Icoのゲームにも似た雰囲気を見事に表現しています。空中にそびえる城、きしんで揺れる尖塔、どこまでも続く階段は主人公を雲の上へと誘います。しかも、それだけではありません。作者のpayoffwizardは、探索とパズルに独自の超自然的なひねりを加えて、冒険の途中でスキルを発見したり習得したりできるようにしています。光り輝く剣（透明な池で浄化可能）で闇を追い払うこともできますが、やはり目を引くのは、好きな場所に置いてそこへテレポートできる魔法の印でしょう。これによって、時間制限付きのスイッチ操作パズルがまったく新しい次元に到達しています。

Recursion#

作者：EntropyTamed

推定プレイ時間：繰り返しプレイ可能

毎日違うプラットフォームゲームで遊びたいなら、『Recursion』がぴったりです。プロシージャル生成で描き出されるサンゴの上をクラゲになって飛び回り、ハイスコアを目指すトリッキーなゲームです。大事なのはスピードではなく、距離を伸ばすこと。どんなにゆっくり進んでも構いません。ダブルジャンプやプラットフォーム作成などのパワーアップを獲得しながら、スタート地点からできるだけ遠くへ行けるルートを探しましょう。『Recursion』独自の仕掛けとして、24時間ごとに新しいマップが生成され、挑戦できます。プレイヤーは1日に5つライフを与えられるので、それを使ってスコアランキング上位を目指しましょう（ただし、ライフをすべて失った後も、個人の最高距離を目指してプレイすることは可能）。最適ルートをじっくり考えるパズルと、命がけのジャンプを組み合わせたこのゲームなら、クラゲのような癒しと刺激で毎日飽きずに遊べるはず。

Bo’s Island#

作者：byvsen、Fr0d0_FragginS79

推定プレイ時間：45分

「好奇心、ネコを殺す」と言いますが、このかわいすぎる3Dプラットフォームゲームの場合は、「好奇心、恐竜をパワーアップする」という感じでしょうか。あんまりピンとこない？ そんなあなたも、サイドクエストやパズル、おいしいブルーベリーでいっぱいのコンパクトなオープンワールドの遊び場を、Boと一緒にホップ、スキップ、ジャンプで駆け回れば、ついつい歌い出してしまうはず。素敵なサプライズやニヤリとする小ネタは、『ゼルダの伝説』など初期のNintendo作品のファンを夢中にさせます。例えば、特定の時間帯にしか入れない場所があっても、十分なサイドクエストをこなせば、音楽で時間そのものを変化させる方法を発見できるかも…？ しかし、『Bo's Island』の本当のすばらしさは、ゲームの世界をただ遊びまわるだけでこんなに楽しくなれるという点にあります。滑り台をひたすら滑ったり、テレビを見たり、川で泳いだりすると、しばしば予想外の発見に出会えるのです。

まだまだジャンプし足りないあなたは、ぜひプラットフォームゲームのプレイリストをチェックしてみてください！ ドリームサーフィンのトップページから「ジャンル別」を選択して、プラットフォームのリストに入れば、もっとたくさんの厳選されたプラットフォームゲームに出会えます。

また、すべてのプラットフォームプレイリストを1つにまとめたコレクションを「あとでプレイ」リストに加えることもできます。

気軽に遊んでみてください！