トレン-ディング #1

みんなに愛される小さな電車、『Tren』をテーマに作られた話題の作品を紹介していく新シリーズ「トレン-ディング」へようこそ! 『Tren』がコミュニティから嬉しい反響をいただいていることを祝って、このシリーズでは皆さんが『Tren』の世界で生み出した素晴らしい作品たちをご紹介していきます。

今回もコミュニティから生まれたてんこ盛りのコンテンツから、とびきり楽しい5つのTren関連作品を取りそろえました。たとえるなら、列車でめぐる名産品ツアー? え、違う? とにかく、出発進行!


美しいヨークシャーの海岸線を背景に急カーブを曲がるTren。

美しいヨークシャーの海岸線を背景に急カーブを曲がるTren。

Tren: The Great Yorkshire Coaster#

作者:spiktikus

推定プレイ時間:5分

ヨークシャーは大きな丘(迫力満点)、プディング(不思議な感触)、そしてコオロギ(風情豊か)など特徴的なものがたくさんある、歴史の古い場所です。実は最初の蒸気機関車が作られたのもヨークシャーだって知っていましたか? 急にトリビアを挟んでしまいましたが、だからこそTrenのステージにぴったりで、spiktikusはこの要素を存分に活かしてくれました。Trenのジェットコースターに乗ってヨークシャーの海岸線を探索できる素晴らしい作品はこうして誕生したのです。過去作のThe Great Yorkshire Coast(約2年前のWeekly Roundup #31で紹介)をベースにしており、異世界に迷い込んだような星空のヨークシャーの海岸線をコースターの連続ループで体験できます。

TrenはDreams Universe™で作られた数多くのコミュニティ作品と相性が良いらしく、たくさんの人たちが取り入れてくれているのをとても嬉しく思います。この作品の世界観には特にマッチしていて、作り込まれた風景の淡いブルーやグリーンの色調に『Tren』カラーのティールブルーが美しく溶け込んでいます。トラック自体ももちろん楽しさ満載で、ループや磁石式トラック、そしてカーブがふんだんに盛り込まれています。最後まで次にどんなトラックが待ち受けているのか予測不能で、これまで登場したTrenトラックと比べるとそこまで複雑というわけではありませんが、常にハラハラドキドキさせてくれること間違いなしです。走行中はTrenの外に手を出さないようにご注意ください!

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カラフルなDreamiverse Dashにインスパイアされたステージで、磁石式のレールからぶら下がっているコニーの形をしたTren

カラフルなDreamiverse Dashにインスパイアされたステージで、磁石式のレールからぶら下がっているコニーの形をしたTren

Treniverse Dash#

作者:TonberryFeye

推定プレイ時間:5分

Dreamiverse Dashを覚えているでしょうか? Dreams Universe™発売当初からプレイできた楽しい障害物ゲームは今もなおコミュニティの根強い人気を誇り、さまざまなバージョンが作られ、愛され続けています。そのため、この流れになったのも必然と言えるかもしれません。Dreamiverse Dashに… Trenを登場させたのです!

TonberryFeyeはDreamiverse Dashのキットを使い、素早いアクションで盛り上がれるDreamiverse Dashと遊び心あふれる『Tren』を完璧に融合させたトラックを作りました。しかもDreamiverse Dashと同様に、このトラックも難易度が相当高いので、プレイする側も完璧を目指さなければなりません。状況に素早く反応し、ブースト機能を巧みに使い、優れたバランス感覚を駆使する必要があります。すでにTrenの操作をマスターしているなら問題なくクリアできるでしょう。2つの作品のスタイルがうまい具合に融合されているのも素晴らしいですし、小さいコニー型のオレンジ色のTrenがなんとも愛らしい! 仕事もそっちのけで没頭してしまいそうです。

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取り付けられた鉄球でいろんな貨物をなぎ倒すCren。

取り付けられた鉄球でいろんな貨物をなぎ倒すCren。

Cargo Wrecking#

作者:oooDORIENooo

推定プレイ時間:繰り返しプレイ可能

こちらはちょっと異色ですが、私たちはどんな『Tren』作品も大歓迎です。これはTrenトラックというよりTren関連のミニゲームと紹介したほうが正確かもしれません。それも、とてもよくできたミニゲームです。ゲームの目的はCrenを使って、なるべく素早く、できるだけ多くの貨物をなぎ倒すこと(背景には楽しそうにお散歩するTrenも登場します)。oooDORIENoooは本作にアーケードゲームの要素をふんだんに取り入れ、「もう一回!」と何度も遊びたくなってしまうような、中毒性のあるゲームに仕上げました。丁寧に積み上げられた箱をめちゃくちゃにすると不思議な満足感が味わえるので、破壊神Crenの力を思いきり振るいたくなるはず。本来の『Tren』とはだいぶスタイルが違いますが、雰囲気は意外と似ているかもしれません。陽気な音楽が流れ、制限時間が設けられているだけで、だいぶ『Tren』っぽく感じます。

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居心地の良い屋根裏で過ごすTren。

居心地の良い屋根裏で過ごすTren。

Tren: The Cozy Attic#

作者:Doweel_the_Dude

推定プレイ時間:30分

ここまで色々な作品を紹介してきましたが、"全部面白そうだけど、『Tren』の一番いいところは可愛くてほっこりするワールドマップを探索できるところのはず。そういうのはないの?"と思っている方もいるかもしれません。読者の皆さん、ご安心ください。そんなご要望にぴったりの作品、『Tren: The Cozy Attic』をご紹介します。いい雰囲気のなか、のんびり走るだけのセクションをもっと楽しんでほしいと願って、この新しい屋根裏セクションは作られました。とはいえ、ただ探索可能なマップエリアが新しく追加されただけではありません――複数の新ステージや難易度の高いトラックもたくさん登場するので、もはや『Tren』の拡張版と言っても差し支えないでしょう。とにかく仕上がりのクオリティが高いので、ゲーム本編からカットされていたコンテンツのように感じるはずです。

そしてなにより私たちが思いつきもしなかった、乗車可能な新しいTren車両も登場します! その名も「Trenk」。タンク(戦車)型のTrenです! これにより、ターゲットに向けてピンポン玉を発射するというゲームプレイが新たに広がりました。母親に「やめなさい」と言われながら、弟や妹とおもちゃの銃で戦っていた子どもの頃を思い出しますね。『Tren』のゲームディレクターで戦車愛好家でもあるJohn Beechも、Trenファミリーに加わったこの新しい仲間をきっと気に入ることでしょう。

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リビングルームで自由に走り回るTrenを見ているBo。

リビングルームで自由に走り回るTrenを見ているBo。

Gren Tren#

作者:byvsen

推定プレイ時間:5分

byvsenのアイコニックなアニメーションでさえ、Tren流行のビッグウェーブからは逃れられません。BoGreen Guyが戻ってきました! 今回は屋根裏で古いTrenセットを見つけたようです。BoとGreen Guyの世界にTrenも登場していたとは知りませんでしたが、カメオ出演みたいなものかもしれませんね。BoとGreen Guyの素晴らしいアニメーションがまた見られるだけでも嬉しいのに、byvsenはさらに踏み込んで新しい探索可能なTrenステージを作ってくれました。このステージは王道のTrenらしいチャーミングな雰囲気で、急カーブや大量のスイッチ、そしてたくさんの貨物が登場します。ただし、今回はBoが上からジーッと覗いています。大丈夫、ちょっぴり不気味なだけで、何もしてきません。子供のベタベタな手で触られまくるオモチャになった気分を味わえることでしょう(なんでいつもあんなにベタベタなんですかね?)。

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『Tren』のキーアート。気になったらぜひ遊んでみて!

『Tren』のキーアート。気になったらぜひ遊んでみて!

以上、『Tren』をテーマにしたコミュニティ作品をご紹介しました! 『Tren』をこれから初めてプレイするという方は、ぜひ下のリンクから「あとでプレイ」のリストに追加してください。プレイしなくても恨んだりしませんが、オススメですよ。本当に。

あとでプレイ

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今後も『Tren』関連のコミュニティのおすすめ作品をどんどん紹介していく予定なので、ご期待ください!

Dreams Universe™のユーザーガイドはただいま作成中。これからプレイのヒントに関するコンテンツを増やしていく予定なのでチェックをお忘れなく!