Dreams Universe™の名作VRゲーム7選

現実世界って過大評価されていると思いませんか? そよ風が顔を優しく撫でるのを感じたり、ペットと遊んだり、大好きな人が料理してくれる姿を見たりするより、目にスクリーンを装着して不思議なデジタル世界に飛び込んだほうがいい時だってあると思います。

たまにはそんな気分に浸りたいという方に朗報です。情熱を注ぐクリエイターたちが集うコミュニティのおかげで、Dreams Universe™にはPSVRのヘッドセットを装着するだけで体験できる素晴らしいバーチャルリアリティ作品がたくさんあります。魔法のジェットコースターや緑生い茂るジャングルを飛び回るプラットフォーム、難易度の高い脱出ゲームや圧倒的なGを感じられるレーシングゲームまで、Dreams Universe™で楽しめる最高のVRゲームや体験を紹介します。


ジェットコースターの座席から一人称視点で見たスクリーンショット。前方で3本の線路がループを描き、水の柱に巻き付いている。

ジェットコースターの座席から一人称視点で見たスクリーンショット。前方で3本の線路がループを描き、水の柱に巻き付いている。

STARCOASTER VR#

作者:yken-sao

推定プレイ時間:5分

どんなに楽しい乗り物でも、長い列があるだけでげんなりしません? こちらのVRジェットコースター体験なら、長い待ち時間、泣き叫ぶ子供たち、「もしかしたら死ぬかも…」といううっすらとした恐怖感など、テーマパークにつきまとうちょっぴり不愉快な瞬間を味わわず、かつ仮想世界でしか体験できない魔法のような要素を体験できます。広大な海、氷に閉ざされた尖塔、そして満天の星空を一人称視点で疾走し、あらゆる落下やターンやループを身体に感じることができます。お腹が弱い人にはオススメしにくいですが、時速100キロで逆さまになって疾走しなくてもスリルは味わえます。運よく目を開けていれば、少し減速した瞬間に頭上を泳ぐ、発光する巨大クジラの姿を眺められるかもしれません。

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暗い監獄の中で、恐ろしいクリーチャーが銃を使う(かつ、おそらくものすごい勢いで逃げている)プレイヤーに向かって走ってくる画像。

暗い監獄の中で、恐ろしいクリーチャーが銃を使う(かつ、おそらくものすごい勢いで逃げている)プレイヤーに向かって走ってくる画像。

Left To Rot [HORROR]#

作者:Denjo92

推定プレイ時間:2時間

VRとホラーはチョコレートとチーズのようなもの。一見すると相性最悪のように思えますが、実際に体験してみると世界が変わるほどのインパクトを与えてくれます。Dreams Universe™にはこちらに紹介されているように傑作ホラーゲームがたくさんありますが、その中でもこちらの一人称視点の作品は閉所恐怖症を誘発し、冷酷なAIの敵が登場するので最高のVRホラー作品としてオススメしたいです。プレイヤーは刑務所から脱獄しようと暗闇の中を移動し、プレイのたびにランダムで場所が変わる鍵と武器を探すことになります。ここまでだとちょっと不気味なだけですが、この施設には他の得体の知れないものも閉じ込められています。名作ホラー『Amnesia』が好きなら、間違いなく気に入る作品です。当時から角を曲がるのも怖いと思っていたのであれば、ぜひVRで体験してさらなるドキドキを味わってみてください。

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プレイヤーが倉庫の射撃場でスナイパーライフルの照準を覗き込む。使用済みの薬莢が銃の右側から零れ落ちる。

プレイヤーが倉庫の射撃場でスナイパーライフルの照準を覗き込む。使用済みの薬莢が銃の右側から零れ落ちる。

THE RANGE#

作者:KarstenStaack

推定プレイ時間:繰り返しプレイ可能

真の没入感はいかに細部にこだわっているかにかかっていますが、手先の器用さを試すVR対応一人称視点シューティングゲーム「THE RANGE」の細やかさは群を抜いています。登場する9種類の銃にはそれぞれ独自のボタンの組み合わせがあり、装填、スライドを引く、照準、射撃、そしてリロードを行うことができます。それぞれの順番を覚えて、倉庫内のターゲットを最短で倒し、タイムアタックやハイスコアモードでランキング上位に上り詰めることが目的です。このシミュレーターのスキル上限は非常に高いですが、最終的に特定の銃をマスターしたときは最高の気分を味わえますVRでは、オーディオ設計と視覚的フィードバックの精度はほとんど衝撃的です。運任せに乱射するのがあまりにも容易なこの環境において、「THE RANGE」は一発一発に重みを感じさせてくれます。

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帽子をかぶった主人公、ジャングル・ビルが「Jungle Bill 2」のジャングルで壮大な景色と眼前のアクションステージを見つめている。

帽子をかぶった主人公、ジャングル・ビルが「Jungle Bill 2」のジャングルで壮大な景色と眼前のアクションステージを見つめている。

The Jungle Bill series#

作者:NibblersBox

推定プレイ時間:3時間

『アンチャーテッド』や『トゥームレイダー』といったゲームで、敵を倒すより環境のリアルさやスケールの大きさに見とれて時間を溶かすタイプのプレイヤーですか? だったら「Jungle Bill series」がオススメです。この3Dプラットフォームアドベンチャー作品集はレベルデザインの頂点にあり、宝が隠された神秘的な熱帯雨林や古代遺跡の奥深くへと誘います(作者のNibblersBoxはゲーム開発に勤しんでいないときはラスベガスでビジュアルパフォーマンスアーティストとして活躍しているそうなので、それも納得のクオリティです)。

建築的な要素は視線を特定エリアに誘導したり、シーンを構成したりします。一人称視点に切り替えると細かい石細工を隅々まで見ることができ、三人称視点は難易度の高いプラットフォームアクションに挑戦する(かつ、うっかり奈落の底に大事な物を落とさないように気をつける)ときに便利です。続編の「Jungle Bill 2」ではバイプレーンやパノラマカメラを使って、これらの場所のスケールの大きさをさらに堪能できるようになっています。アドベンチャーとはスリル満載のアクションなだけでなく、のんびり景色を眺めることでもあるとNibblersBoxは思っているのです。

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密室と化した試験室の壁は、さまざまな色のボタンで覆われている。

密室と化した試験室の壁は、さまざまな色のボタンで覆われている。

Please Press The Button#

作者:Aecert

推定プレイ時間:30分

これまでにない脱出ゲームを体感しましょう。このVRパズルのステージをひとつクリアすると、自分の周囲全体が変化して、新しいパズルが提示されます。でも目的は毎回同じ。正しいボタンを押すことです。最初は視覚的に面白い単純なステージが続きますが、進めていくうちにルールが徐々に追加され、最終的には身体も頭も使うことになる水平思考パズルへと発展していきます。見えない迷路や秘密のパネルはVR技術を最大限に活用し、プレイヤーの目の前に障害物を投げつけたり、使えそうなものを何でもつかむよう促したりします(壁から何か取るのが好きな方にはぴったりのゲームです)。触覚的かつサプライズ要素が満載で、最後にはヘッドセットから目が飛び出てしまうような仕掛けも用意されています。まさにVRでしか体験できない脱出ゲームです。

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プレイヤーが赤く輝くレーシングカーを操り、地平線に沈む夕日に向かってコーナーを曲がる。

プレイヤーが赤く輝くレーシングカーを操り、地平線に沈む夕日に向かってコーナーを曲がる。

Tectonic#

作者:sanderobrosSDorin

推定プレイ時間:繰り返しプレイ可能

あり得ないほどの猛スピードで運転するのも楽しいですが、それより楽しいのはあり得ないほどの猛スピードで海辺の大都市の崩れゆく残骸の下を走ることです。このレーシングシミュレーションのコース1週目は実に爽やかで、コーナーをドリフトしたり、直線区間でエンジン全開にしながらまぶしい夕日を見つめたりすることができます。ところが2周目になると景色は一変。高層ビルが倒壊し、道路が都合よく割れて急なスロープになったコースを最高速度で走り抜けなければなりません。フロントガラスを危険な物がかすめる時はわかっていてもビクッとしてしまい、まさにVRでしか体験できない光景です。アドレナリンを出し切ってレースを完走し、ランキング上位に上り詰めましょう。3つのゲームモードが楽しめるうえ、車の塗装や細部のカスタマイズもできるので、罰金を課されることもなく、また、世界の終わりを待つこともなく、スリル満載なレースを楽しめます。

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巨大な恐竜が暗闇から姿を現し、プレイヤーのジープのフロントガラスを覗き込んでいる。

巨大な恐竜が暗闇から姿を現し、プレイヤーのジープのフロントガラスを覗き込んでいる。

Imagination VR: DINOSAURS!#

作者:LifeAsNeil

推定プレイ時間:5分

恐竜ってロマンがありますよね。見られるなら実際に見てみたいですし、中生代にタイムスリップできるならすぐにでもしたいです。しかし、そんなことを夢見なくてもLifeAsNeilのVRサファリに飛び込めば、過去の世界に一瞬で飛び込めます。ジープに乗れば、あっという間に大小さまざまな爬虫類が登場するサファリパークを探索できます。そう、ここなら手を伸ばせば触れられるほどの距離まで近づくことができるんです。インタラクションは少なめですが、その分没入感はたっぷり。ワイパーのスイッチを入れてよりクリアな視界を確保したり、特に格好いいトリケラトプスに両手の親指を立てて「いいね」したりできます。ドラマチックな舞台はVR世界の中でも息をのむほど美しいですが、最終的に私たちのノスタルジックな心に最も語りかけるのは全体的なアイデアです。恐竜のオモチャで遊ぶ子供のように、恐竜が実際に動き出したらどうなるんだろうと想像してみてください。忘れていた子供心を呼び覚ましてくれる作品です。

あとでプレイ

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まだ現実世界に戻りたくない? わかりますよ、その気持ち。嬉しいことにDreams Universe™にはほかにもいろんなVRゲームがあるので、キュレーションチームが用意したオススメVR作品集をぜひご覧ください。サインインした状態で下のボタンを押して、「あとでプレイ」に追加しておきましょう!

あとでプレイ

(Dreams Universe™本体が必要です)

本当に現実に戻ってこれなくなると困るので、ペットの猫を撫でてからプレイしましょう。猫たちも頑張っているので、おやつをあげるのもいいかもしれませんね。

Dreams Universe™のユーザーガイドはただいま作成中。これからプレイのヒントに関するコンテンツを増やしていく予定なのでチェックをお忘れなく!