ユーザーへの思いやりあるドリーム作り
これまでにたくさんのDreams Universe™のゲームプレイを見てきたユーザーリサーチチームのJoe Floreyさんはクリエイターの皆さんの心強い味方です!ドリームサーフィンに公開されるユーザー作成の作品によくある傾向や気を付けるべき点などを熟知していて、クリエイターのためになる情報をたくさん知っています。
そんなDreams Universe™とユーザー体験について詳しいFloreyさんに、皆さんへのアドバイスをいくつかいただきました!あなたがクリエイトした作品をプレイしながらユーザーが混乱したり迷ったりしないように、そして最高の体験を楽しんでもらえるように、Floreyさんのヒントを参考にしてみましょう♪
Floreyさんのクリエイターのためになるヒント
- ゲームプレイの操作方法は、操作が必要になる時に表示しましょう
ドリームズ・ユニバースでよく見る傾向の一つとして、ゲームの始めに操作方法が一度だけ表示されますが、その後は操作を確認する術がなくなってしまうんです。いっぺんに操作をすべて覚えるのは大変ですし、どこでどの操作を行うのが適切なのかもわからないと、なかなかゲームを進めづらいですよね。なので、ユーザーがゲームプレイを進めながら少しずつ操作を覚えられるよう、特定の操作が必要になる場面にたどり着いてから操作方法を表示しましょう。そうすれば操作をいっぺんに覚える負担もなくなり、場面に適した操作もその都度明確になるので、ユーザーにとってとても親切ですね。
- 目標を明確にしましょう
Dreams Universe™の作品の中には、ステージの目標や目的地が表示されないままユーザーの想像力に任せっきりになってしまうものがあります。本当はすごく楽しいステージなのに、何をすればいいかわからないからゲームを中断してしまう残念なケースも数多くあります。そんな寂しいことにならないように、カメラやライトを使ってユーザーの進む道を案内してあげたりするのはいかがでしょう。または、「魔法のマフィンを5つ集める」など、目標を明確にしてクリアまで導いてあげると優しいですね!
- ユーザーへの定期的なリマインダーを忘れずに
言われたことを忘れてしまうのは当たり前。だって人間ですから。ユーザーへの指示も同じです。定期的にリマインドすることで、ユーザーが混乱したり、何をすればいいか分からなくなってゲームを中断してしまうのを防ぎましょう。特にゲームの目的や操作方法などの重要な情報は頻繁にリマインドしてあげるとユーザーにもわかりやすいですね!もちろん、それが必要になるシーンに表示してあげるのがベストです。
- ユーザーへのフィードバックは大事
プロが作ったゲームは、実にたくさんのフィードバックをユーザーに提供しているんです。例えばユーザーがダメージを受けたり与えたりした時、アビリティーがリチャージされた時、トリガーが発動した時などに発生するサウンドや小さなアニメーション… こういった小さなフィードバックの1つ1つがプレイ体験を大きく左右するんです!
- クリエイトした作品を試遊してもらいましょう(そしていいフィードバックを提供しましょう)
良い作品を作るのに一番大事なのは、作品を試遊することです。お友達や家族やコミュニティのメンバーにゲームを試遊してもらい、そのプレイを自分でも見てみましょう(指示出しをしたくなってもここでは我慢!)他の人がプレイしているのを第三者として見ることで、ゲームの引っ掛かりやすい場所や分かりにくい場所が初めて見えてくるものです。
逆にあなたがゲームの試遊を頼まれた場合は、詳細なフィードバックを与えてあげるといいでしょう。シンプルに「ここで詰んだ」、「もっと指示が必要」と言うより、詰んだ理由や指示が必要なった理由、そしてどこで問題が発生したかを具体的に説明してあげるとわかりやすいです。「ゲームの始めにある操作説明を見落として武器を変える方法が分からなかった」「城に行く途中で道が分からなくなって迷った」このように具体的に伝えてあげると、ゲームプレイのどこを調整すればいいか、クリエイターも判断しやすくてとても参考になりますね!
Dreams Universe™のユーザーガイドはただいま作成中。これからプレイのヒントに関するコンテンツを増やしていく予定なのでチェックをお忘れなく!