2021年もDreamsComが開催!

DreamsCom 2021ロゴ

DreamsCom 2021ロゴ

コミュニティの皆さん、こんにちは!

昨年、DreamComが初めて開催されました。これは、Dreams Universe™で活躍する素晴らしいクリエイターや作品を紹介するコミュニティ参加型のイベントです。Mmにとってはもちろん、参加してくれた皆さんにとっても、最高に楽しい瞬間を分かち合えたと思います!

そして、今年もDreamsComが帰ってきます。DreamsComをまた開催できることになり、Mmも今年のショーを去年よりもさらに盛大なものにしようと張り切っています。見る、読む、作る、参加する...どんな形でも楽しんでいただけると思います。

「頭が良くて容姿端麗なMedia Moleculeの人たちはそう言ってるけど、展示会場やゲームのプレイリストを見ても、どこから手をつけたらいいの?」と思っているあなたも大丈夫。その疑問(とお世辞)はもっともで、Mmも予期していたことです。今年のDreamsComは、今までとは少し違ったアプローチをしています。具体的には、新しく作られた編集部「インプサイダー」が、DreamsComの公式ライブ放送を複数日にわたって配信することになりました。7月27日(火)午後5時(BST)には、Twitchチャンネル(新しいタブで開く)にて、1週間にわたるDreamsComの放送内容を先取りで紹介するライブストリームを行う予定です。

インプサイダーのロゴ

インプサイダーのロゴ

その翌日の7月28日(水)には、DreamsCom 2021の展示会場がオープンします。ここはご想像のとおり、すべてが#MadeInDreams! 昨年同様、会場内を自由に歩き回り、クリエイターのブースを訪れて、配信で紹介された名作を自分の目で確めることができます。展示会場は8月2日(月)までオープンしていますので、じっくりと見て回り、皆の作品を鑑賞して、笑える写真をたくさん撮ってみてくださいね。

7月28日(水)から30日(金)までの間は、インプサイダーによるDreamsCom取材の一環として、開発チームが特に面白いと感じたDreamsCom作品のプレイ実況や、各作品について語る様子を公式Twitchチャンネルで配信します。また、開発者セッションでは、ドリーマーの方々に作品やインスピレーションについてインタビューを行います(真面目な話題がなくなってきたら、好きなビスケットの種類あたりを聞き始めるかもしれません)。DreamsComに行く予定の方はぜひこの配信を参考にして、会場で何を最初にチェックするか考えてみてください!

Mmは今年のDreamsComも色とりどりのブースで埋め尽くしたいと考えています。そして、そのブースの作り手は皆さん以外にありません! 開発を進めているプロジェクトやDreams Universe™でのスタジオを表現するブースをカスタマイズして、DreamsCom 2021の展示会場に出展してみませんか?

DreamsCom 2021のブースのテンプレート

DreamsCom 2021のブースのテンプレート

ゲームをテーマにしたDreamsCom 2021のブースのサンプル

ゲームをテーマにしたDreamsCom 2021のブースのサンプル

迷っている皆さんが気楽に出展できるよう、リミックス可能なブースのテンプレートもDreams Universe™にリリースしました。今すぐゲーム内で利用可能です。テンプレートはDreams Universe™で「DreamsCom 21 ブース テンプレート」と検索しても見つかります。好みに合わせてカスタマイズすることで、自分がどんなクリエイターなのかを表現することができるでしょう。また、Mmが作った楽しくて「ありきたり」な小道具のコレクションも用意していますので、インスピレーションがほしい方はぜひ使ってみてください。

トークショーをテーマにしたDreamsCom 2021のブースのサンプル

トークショーをテーマにしたDreamsCom 2021のブースのサンプル

DreamsCom 2021のブースに使える小道具のコレクション

DreamsCom 2021のブースに使える小道具のコレクション

また、DreamsComの来場者の皆さんに最高の体験をしていただけるよう便利なガイドも用意してありますので、ぜひ活用してください。特に、ブースの出展を考えている人は要チェックです!

DreamsCom 2021のコンテンツおよび技術に関する指定事項

以下の内容および技術に関する指定事項が守られていない場合、会場に展示することができませんのでご了承ください。

大原則として、ブースのコンテンツは自身の作品でなければなりません。これは、第三者のIP(IPの意味するところについてはこちら(新しいタブで開く)をご覧ください)を使用してはならないことを意味します。また、コンテンツはコミュニティ行動規範に準じている必要があります。

ブースの基本事項#

ブースのシーンメーターの上限:

ゲームプレイ 10%

グラフィック 10%

オーディオ 10%

ブース内で何かを作成する前に、ブースのテンプレートのグループにスコープインしていることを確めてください。「オールハロウズ・ドリームズ」の部屋のテンプレートと同様に、ブースはテレポーターを使って配置されるため、ブースのテンプレートのグループ内に配置されていないものは自動的に所定の位置に置かれません!

スコープインせずにテンプレートに配置してしまった場合は、Xをダブルタップしてすべてを選択し、ブースのグループの選択を解除してください。最後に、それらのオブジェクトを掴んで、R2を押しながらブースのグループにカーソルを合わせてL1とXを同時に押すと、オブジェクトが追加されます。

パペット#

空っぽパペット(デラックス版)には申し訳ないですが、今回を機にパペットにも変更を加える予定です。DreamsCom 2021では、プラットフォームゲーム用の空っぽパペットを採用します。ブースをテストして、それが実際のイベントでどんな感じになるか見てみたいときは、モードメニューから「ガジェット」メニュー、「ゲームプレイ・ギア」サブメニューの順に選択して空っぽパペットのコレクションを開き、前述のプラットフォームゲーム用の空っぽパペットをブースに置いて、実際に動かしてみることができます。セーブする前は、パペットを外したかどうか確認をお忘れなく!

ブースの寸法#

今年は、ブースの寸法をメインとなるブースのテンプレートのグループ内のルーラーガジェット(非表示)で確認できます。このルーラーガジェットは、モードメニューを開いて、ツールメニューから非表示ツールを選択することで表示されます。ルーラーガジェットはブース内に置いておく必要がありますが、非表示ツールで非表示に戻すことができます。ちなみに、DreamsCom 2021の具体的なブースの寸法は10.5m x 6m x 7mです。

ブース内で作成したものは、すべて上記の寸法内に収める必要があります。決められた寸法を超えてブース内にものを設置することはできません。これには、ロジックやアニメーションなどを使ってブースの外に移動するオブジェクトも含まれます。ペイントは、コピーする設定になっていてもブース内に収まらなければならないので、「カメラの周り」などの設定は禁止されています。また、トリガーゾーンのようなガジェットのゾーンもブースの寸法内に収める必要があります。

今年は、ブースのテンプレートからサポートを外して、自分のカスタムスペースを作成できるようになっています。ただし、パペットがルーラーで示された寸法を超えて垂直方向に移動できないようにしてください。また、ブース内に複数のフロアがあってもかまいません。テンプレートのグループにもともと含まれる基本のスカルプト(大きな白い立方体)が残っていれば、ブースは完成しているとみなされます。基本のスカルプトのビジュアルは自由に変更して構いませんが、本ガイドに示されている他の指定事項に沿ったものでなければなりません。

移動可能なスカルプトとペイント#

ブースには移動可能なスカルプトやパペットを追加できますが、ブースには配置ロジックを組み込んでいるため、ブース内のすべての移動可能なオブジェクトはブースのグループ内にある基本のスカルプトに必ず接続してください。そのためには、ブースのグループ内にスコープインした状態でモードメニューを開き、「ガジェット」メニューから「コネクター」サブメニューを開いて、「ストリング」を選択します。ストリングの一端をベーススカルプトに、もう一方の端を移動可能なオブジェクトに配置します。この時点で、移動可能なオブジェクトを自由にテストして、期待通りに動くかどうか確認してみましょう。思った通りに動いていればバッチリです!

ブース内でフィジカルペイントを使用するのは自由ですが、会場のフレームレートに影響を与える可能性があるので、追加しすぎないように注意してください。また、フィジカルペイントがブースの境界からはみ出さないようにしてください!

ロジックとガジェット#

ブースには、配置されるシーンのプレイを変えるようなロジックを入れることはできません。そのため、チェックポイント、ごほうびバブル、世界観カスタマイザー、変数、変数カスタマイザーなどのガジェットは使用できません。また、体力マネージャーや体力カスタマイザーはパペットに影響を与える可能性があるため、それらをブース内にを設置することもできません。また、エミッターやデストロイヤーも、重複したオブジェクトがフレームレートやブース自体に影響を与える可能性があるため使用できません。

振動マシンはブースで使用できますが、「オールハロウズ・ドリームズ」の部屋と同じように、パペットがブース内にいるときにのみ作動させ、また、マシンを作動させる意義がある場所でのみ使用してください。最後に、パワー発生マシンもブース内で使用してパペットに影響を与えることはできますが、パペットをブースの外に高速で押し出すような使い方はできません。また、非表示のルーラーガジェットで示された寸法を超えて、パペットを垂直方向に動かすこともできません。

作成したブースには、最大で5つのライトのガジェットを含めることができますが、それらがブースの外へ向けて光を放たないようにする必要があります。自分の作品を明るくするためだけに配置してください! 同様に、ブース内のペイントやスカルプトには最大40%のグロウを設定できますが、その光はブースの境界を越えないようにしなければなりません。これをシンプルに行うには(スカルプトを発光させたくない場合)、光るスカルプトまたはペイントを手直しして、スカルプトの場合は「グロウで発光」設定を「しない」に設定し、ペイントの場合は「グロウで発光」設定をオフにします。

ブースのテンプレートのグループには、「ブースのライティングプレビュー」マイクロチップもあります。この中にあるスイッチをオンにすると、DreamsComの会場内であなたのブースがどのように表示されるかを示す一連のガジェットが起動します。ブースの受付を行う前に、「ブースのライティングプレビュー」スイッチがオフになっていることと、「ブースのライティングプレビュー」マイクロチップが完全に取り除かれていることを確めてください。

前述のマイクロチップからは、DreamsComの会場の見え方について、Mm独自のアイディアがあることにお気づきでしょう。「サン&スカイ」や「グレード&エフェクト」ガジェットなど、シーン全体のビジュアルに影響を与えるガジェットを追加することはできないのでご了承ください!

また、カメラ・シェイカー、カメラ・ポインター、ワイパーなど、プレイヤーのカメラに影響を与えるようなガジェットは、カメラ自体を含めてブースでは使用できません。

テキストとオーディオ#

ブースにはテキスト表示マシンを追加できます!その際は、テキストが「シーン内」に設定されていることを確認しましょう(「設定」タブで確認できます)。「いつも最前面」の設定はオンにできませんが、「カメラに固定」の設定は可能です。ただし、これはテキストがブースの寸法外で回転しないことが条件です。

ブースに置かれたオーディオは、そのブースの寸法内でのみ聞こえなければなりません。そのためには、ブース内でオーディオを有効にするトリガーゾーンを追加するやり方や、ブース内に含まれるすべてのサウンドやインストルメントに3Dパンニングを使用して外に聞こえないようにするやり方で対応できます。その際は、ブースの横にもうひとつのブースを増設した後、プラットフォームゲーム用の空っぽパペットで歩いて実験してみてください。ひとつのブースでカメラを回転させても他のブースのオーディオが聞こえる場合は、ブース内のサウンドやインストルメントの3Dパンニング設定を調整する必要があります。また、ブース内の音量は適切な大きさにしてください。Mmのミュージックに収録されているトラックとブースの音量を比べながら、それに合わせて音量を調整してみてください。

ドアはNG!#

最後に、今年はプロジェクトのデモの見せ方を少し変えていますので、ブース内にドアを作らないようにしてください!

DreamsCom 2021の情報ブースのサンプル

DreamsCom 2021の情報ブースのサンプル

完成したブースの受付期限は6月18日(金)です。受付用ツールを使って受付を行うこともできます。

DreamsCom 2021はMmにとって待ちきれない大イベントですが、それは皆さんにとっても同じだと願っています。ぜひ会場でお会いしましょう!

Dreams Universe™のユーザーガイドはただいま作成中。これからプレイのヒントに関するコンテンツを増やしていく予定なのでチェックをお忘れなく!