ドラゴン、ダンジョン、テンプレート - v2.35/2.36
コミュニティの皆さん、こんにちは! またまたアップデートが行われますが、今回の目玉は2つ! 1つ目は、Media Moleculeお手製の新作アクションゲーム『Ancient Dangers: A Bat’s Tale』! そしてもう1つはドリームメイキングのリニューアルで、ドリームメイキングにさまざまな新機能やコンテンツが追加されます。今回はDreams Universe™のクリエイト面のアップデートとしては過去最大級となり、どれも見逃せない内容ですよ。
何がどうなってどこにあるのか… 今回の超巨大パッチの内容をこれから詳しくご紹介します。
What’s New?#
『Ancient Dangers: A Bat’s Tale』
『Ancient Dangers: A Bat’s Tale』はMedia Moleculeチームオリジナルの新作ゲームです。ダンジョン探索やバトル満載のやりごたえのあるアドベンチャーゲームで、シングルプレイでも、フレンドとのローカル協力プレイでも楽しめます。
主人公のスコリアとガブブロは、おばあちゃんオークのいびきを止めるため、かの有名なスノーズリーフを探す旅に出ます! 旅の途中では、コウモリのハーブが仲間に加わり、皆で凶暴なドラゴンの群れに立ち向かいます!
『Ancient Dangers: A Bat’s Tale』は、ハイスコアを狙ったり、恐ろしいドラゴンと戦ったり、宝物を集めるだけのゲームではありません。その他にも、次のようなコンテンツがあります。
- 全3章の長編ゲーム。
- コレクションにぴったりな5種類の新しいチップ。
- 新しく3つのPlayStationのトロフィーをアンロック可能。
- 作品で使える新しいフォント。
- Dreams Universe™の新しい起動画面。
『Ancient Dangers: A Bat’s Tale』の世界観や、ガブブロとスコリアの冒険に何が待ち構えているか気になったなら、indreamsにある専用の『Ancient Dangers: A Bat’s Tale』ハブを見てみてください!
ドリームメイキングがリニューアル!
今回のアップデートでは、過去最大級のボリュームでドリームメイキングをリニューアル。新しいコンテンツ、UIの改善、コレクションのアップデートなど、盛りだくさんの内容になっていますよ。
このアップデートの目的は、どんなレベルのプレイヤーでもドリームメイキングを活用できるようにすることです。新人クリエイターには初めての制作に必要なリソースを、経験を積んだクリエイターにはいろいろなイベントやコミュニティ活動に参加するための新しい方法を提供できるようにしました。
テンプレート
テンプレートのフォーマットが新しくなり、クリエイターがゲームを作り始めるときに使いやすいシーンをまとめました。どのテンプレートも、ポピュラーなジャンルや過去にリリースされたコンテンツをベースに作られ、独自のキットが用意されています。さらに、その中のシーンではステップごとにガイドが用意されていて、制作をスムーズに始められます。
- プレイグラウンド: 短めのプレイアブルなシーン。使われているエレメントを調べたり、遊びながらエレメントに慣れることができます。
- プレイ&エディット: プレイモードとエディットモードを切り替えられるシーンで、遊びながら目標を達成していくことで、ゲーム制作に慣れていくことができます。扱う内容は、基本的なスタンプの技術や、ゲームの複雑な最適化技術などさまざまです。
- 基礎: (ほぼ)まっさらな状態のステージ。便利なエレメントやピン留めされたキットが用意されているので、作品作りを始めたい人にぴったりです。
- キット: 特定のテーマ、ゲーム、またはテンプレートに紐付けされたエレメントのコレクション。
今回のアップデートでは、以下の6つのテンプレートが追加されます。また、全21シーンを通じて、テンプレートごとに個別のコレクションが使われています。
- Ancient Dangers: A Bat’s Tale
- 2Dシューティングゲーム
- 2Dプラットフォームゲーム
- ダンジョン探索ゲーム
- ミニゴルフ
- Dreamiverse Dash
このテンプレートについて詳しく知りたい方は、indreams.meの解説ページをご覧ください。便利な攻略ガイドもたくさんありますよ!
ドリームメイキングのメニューとUIの変更
今回のアップデートでは、テンプレートの追加だけでなく、ドリームメイキングのフロントページ全体のリニューアルも行いました! 「その場検索」を含むさまざまなコンテンツの変更/改善によって、Dreams Universe™コミュニティがコンテンツに触れる新しい機会が生まれています。では、早速見てみましょう!
- 新規クリエイター向けのトレーニング: 今回のアップデートで変更された内容をしっかり反映させるために、新規クリエイターのトレーニングプロセスを調整しました。
- その場検索のアップデート: 制作中の検索で複数のプレイリストを検索できるようになり、さらに、クリエイターのニーズに合わせたコンテンツがまとめて表示されるようになりました。
- 新しい制作開始画面: 新しくなった画面では、初心者と上級者向けのオプションが表示され、今回追加されたテンプレートへのアクセスも簡単です。
- カテゴリー別のブラウズ: 作品に使えるハイクオリティなエレメントがまとめて表示されるようになりました。
- コミュニティイベントエリア: ドリームメイキングに新しいエリアが追加され、コミュニティメンバーやMedia Moleculeが現在主催しているコラボレーションイベントが見られるようになりました。
- コミュニティのプロモーション: Impyアワードの受賞歴もあるハイレベルなドリーマーを紹介するエリアを追加しました。
- 好みに合わせたクリエイタービュー: ドリームメイキングに表示されるコンテンツの種類が、ドリーマーがクリエイトモードを使った時間に合わせて、優先度の高いものから順に表示されるようになりました。
- ヘルプページ: ヘルプページのセクションを一新し、QRコードから簡単にアクセスできるようになりました。
- シーンメーター情報の更新: クリエイトモードの「シーンメーターの詳細」ページにQRコードが追加され、そこからゲームプレイとグラフィックのシーンメーターの最適化の解説動画にアクセスできるようになりました。
- シーンメーターの上限到達のメッセージ: 初めてステージ内でシーンメーターの上限を超えたときに、ポップアップメッセージが表示されるようになりました。
そのほかの改善#
今回はかなり大きなアップデートでしたね! でも、まだ終わりじゃありません! 他にも小さな改善をしていますので、ここからはそれをご紹介します!
- スコアボードのアップデート: ドリームのスコアボードがアルファベット順で表示されるようになります。
- コレクションのオーディオのプレビュー: カスタマイズ画面に「オーディオのプレビューを設定」ボタンが追加され、キュレーターやその他のコレクションの制作者が自作コレクションのオーディオのプレビューを設定できるようになります。
最後に、クリエイトモードの一部のガジェットに新しいスコープの手直しメニューも追加しました。このメニューを使うと、特定のガジェットが他のガジェットと“ペア”になる場所がさらにはっきり分かるようになります。
では、ここからその機能をご紹介しましょう。
- フォロワー、ウォッチ・ローテーター、テレポーター、レーザースコープ: 新しい手直しメニューで、これらが検出するタグを選べるようになります。
- 体力カスタマイザー: 新しい手直しメニューで、影響を受ける体力カスタマイザーを選べるようになります。
- 無線トランスミッター: 新しい手直しメニューで、シグナルを検出する無線トランスミッターを選べるようになります。
- 変数カスタマイザー: 新しい手直しメニューで、影響を受ける変数を選べるようになります。
- 制限ゲート: 新しい手直しメニューで、同じグループに含まれる他の制限ゲートを選べるようになります。このグループの中で特定のタイミングでアクティブにできる制限ゲートは1つだけです。
上記のほぼすべてに、3つの設定が用意されています。
- すべて: これはデフォルトの設定で、“関連する種類の他のガジェットすべて”を意味します。これは、現在のガジェットがオプションなしで行っている動作です。
- ここ:この設定にすると、ガジェットが同じスコープ内のガジェットだけを特定して影響を与えます。
- ここ以外: この設定にすると、ガジェットが異なるスコープ内のガジェットだけを特定して影響を与えます。
- スコープとはどういう意味なのでしょうか? では、あるガジェットのスコープ内にいるとして、次のケースを考えてみましょう。
- ガジェットがワールド内にある場合、あなたはそのガジェットと同じグループ内か、そのガジェットのグループ内にネストされているグループ/マイクロチップのいずれかに含まれます。
- ガジェットがマイクロチップ内にある場合、あなたは同じマイクロチップのセットか、マイクロチップのグループに含まれます。
具体的な動作:
- フォロワー、ウォッチ・ローテーター、テレポーター、レーザースコープ: 「ここ」の設定では、ガジェットのスコープ内にあるタグだけを検出します。
- 体力カスタマイザー: 「ここ」に設定した体力カスタマイザーが体力マネージャーのスコープ内にある場合、そのカスタマイザーによる増減はマネージャーのみに影響します。
- 無線トランスミッター: 「ここ」の設定にしたトランスミッターが無線レシーバーのスコープ内にある場合、そのトランスミッターからのシグナルは無線レシーバーにのみ受信されます。
- 変数カスタマイザー: 「ここ」に設定したカスタマイザーが変数のスコープ内にある場合、そのカスタマイザーによる変更は変数にのみ影響します。
- 制限ゲート: 同じグループ内にあり、「ここ」に設定されているすべての制限ゲートは、独自の制限グループを形成します。このグループ内で一度に起動できる制限ゲートは1つだけです。
不具合の修正#
- 修正済み - エレメントを削除または更新すると「ワイヤーが多すぎます…」というエラーメッセージが表示されていた問題。
- 修正済み - 特定の作品をロードすると「メモリ不足です」というエラーメッセージが表示されていた問題。
- 修正済み - 電力オンの変数に格納される値が、ステージの進行状況を保存する際に電力オフの変数よりも優先して格納されていた問題。
Dreams Universe™のユーザーガイドはただいま作成中。これからプレイのヒントに関するコンテンツを増やしていく予定なのでチェックをお忘れなく!