Tren レイアウト P&E:初級編攻略ガイド

こちらは、Trenテンプレートの中でも最も簡単なプレイ&エディットです。複雑なメカニズムやロジックを詳しく知らないままでも、シンプルなトラックのレイアウトを作れるようになります。

注:前に戻ってやり直すことは避けてください。プレイ&エディットは一気に最初から最後までプレイすることを想定して作られています。

視点#

まず、カメラの位置について知っておきましょう。どのレッスンでも、「もっと詳しく」を選択すると、現在の編集に最適な視点のカメラ(通常は横から)に切り替わります。その視点からカメラをあまり動かさないようにして、自分のシーンを編集する時の視点の参考にしましょう。

横からの視点のTren。背景にカメラの操作カードが見えている。

横からの視点のTren。背景にカメラの操作カードが見えている。

導きの光#

Trenでは、新しいガイド機能の「スナップポイント」が使えます。このガイドは、ものを素早く正確に組み合わせる時に役立ちます。レッスンでは、スナップポイントをオンにするように繰り返し促されます。Trenには欠かせない機能なので、必ずオンにしてほしいからです。

ガイドメニューを開いたところ。新登場の「スナップポイント」ガイドがある。

ガイドメニューを開いたところ。新登場の「スナップポイント」ガイドがある。

編集をしていると、フィルターの表示/非表示が重要になってくるので、ここでハイライトしておきます。

表示/非表示メニューを開いたところ。すべてのフィルターがここに表示される。

表示/非表示メニューを開いたところ。すべてのフィルターがここに表示される。

隙間に注意#

始めるには、でエディットモードを選択します。組み立てメニューが自動的に開きます。この後は、いつでもで組み立てメニューを開き、で閉じることができます。

ガイドボタンを選択するとガイドメニューが開きます。ここでスナップポイントを選択しましょう。ボタンを広げて他の項目を選択することもできますが、今は無視してください。スナップポイントボタンの下にチェックが表示されていれば、スナップポイントが有効になっています。

次に、トラックの隙間を埋めるのに適当なピースを探す必要があります。メニューの左上にあるサーチボタンを押しましょう。現在のプレイ&エディットのコレクションは常に一番上に固定されています。その中で、「Tren P&E 初級編:トラック」を選択し、「直線:3個」というピースを選択してください。

これを左スティックでガイドされたエリアに移動します。スナップポイントがオンになっていれば、近づけるだけで適切な場所にスナップします。でそこにスタンプしましょう。チップに次のピースが現れます。で解除するか、無視してを押し、プレイモードを選択しましょう。

スナップポイントをオンにする方法と、足りないトラックのピースを見つけて配置する方法を説明する画像。

スナップポイントをオンにする方法と、足りないトラックのピースを見つけて配置する方法を説明する画像。

カテゴリー分けしよう#

ここでは、スナップポイントには様々なカテゴリーがあり、それによってどのオブジェクトがどのスナップポイントにスナップするかが決まるということを解説します。例として、柱エレメントを見てみましょう。これらはトラックエレメントの端にスナップします。

スナップポイントはまだオンになっているはずです(ガイドはオフにしない限り、セッションの間オンのままです)。でも、念のために確認してください。もう一度サーチを使って、すでに正しいサブコレクション(Tren P&E 初級編:トラック)が選択されているはずなので、今度は「支柱:6本」を手に入れます。それを左スティックでスナップし、でスタンプしましょう。

スナップポイントのカテゴリーと、柱をスタンプする方法。

スナップポイントのカテゴリーと、柱をスタンプする方法。

過ちは人の常#

削除の方法と、1つ戻す/1つ進むツールの使い方を簡単なレッスンで学びましょう。チップを3つのピースに1つずつ合わせて、で削除できます。とっても簡単でしょう?

でも、このままにしておくわけにはいかないので、今度は削除を取り消してみましょう。1つ戻ったり1つ進んだりするには、方向キーを使います。で1つ戻り、で1つ進みます。方向キーのを3回押して、削除した3つのトラックのピースを再び出現させましょう。を3回押すと、また消えます。

1つ戻す/1つ進むを使うときは、画面下のフィードバック表示をよく見ましょう。何を元に戻したり、先へ進めたりしているかがここで確認できます。戻り過ぎにも注意してください。前のレッスンで編集した結果をうっかり消してしまわないように!

削除、削除の取り消し、分岐器の切り替え。

削除、削除の取り消し、分岐器の切り替え。

1つ戻す/1つ進むツールを存分にいじったら(最後はトラックを完成させておきましょう!)、分岐器ガジェットに合わせてを押します。

接続のみ#

今度は、2つのピースをスナップしてスタンプする方法です。ほとんどのトラックは両端にプラグとソケットが1つずつついていますが、すべてのトラックがそうではありません。2つのソケットコネクター同士をスナップ接続する場合は、マイクロコネクターが必要です。

マイクロコネクターとトラックコネクターを探してスタンプ。

マイクロコネクターとトラックコネクターを探してスタンプ。

サーチを使います。固定されたコレクションと適切なサブコレクションが選択されたままになっているはずです。マイクロコネクターを掴み、左スティックで動かして適切な位置にスナップし、でスタンプしましょう。次に「直線:3個」を選択し、同じことをします。

チェックポイント#

チェックポイントは常に必要というわけではありませんが、トラックの複雑さや長さによっては必要になります。基本は単純で、Trenが通過するとアクティブになり、アクティブになるのは一度に1つだけ。プレイヤーがクラッシュするかを押すと、その時点でアクティブなチェックポイントにリスポーンします。

チェックポイントは常にここまで単純というわけではありません。このテンプレートの後半では、もっと違ったケースも登場します。でも、今のところは、もう一度「サーチ」に向かい、チェックポイントのエレメントを見つけてください。「Tren P&E 初級編:ギミック」のコレクションを見つけるには、でサブコレクションから1つ前に戻る必要があるかもしれません。あとはガイドに従って、チェックポイントをスナップし、スタンプしましょう。

チェックポイントをスタンプ。

チェックポイントをスタンプ。

スイッチしよう#

トラックの分岐器を使うと、Trenの走るレーンを変更できます。分岐器に設定は必要なく、スタンプするだけで使えます。プレイ中は、分岐器の範囲内で左スティックを使って分岐器の方向を操作できます。

トラックスイッチをスタンプ。

トラックスイッチをスタンプ。

サーチに移動し、「カーブと分岐器」のサブコレクションを見つけます。「分岐器:幅広直線」を選択し、左スティックでスナップし、でスタンプ。次にでプレイモードに切り替えましょう。

ワゴン、発進!#

いよいよ、Trenで最も重要なエレメントの1つ、ワゴンの登場です! ワゴンにはたくさんの種類があり、主に貨物を運ぶのに使います。中には危険なものもありますよ。このレッスンでは、(貨物を決してなくさない)スーパークランプワゴンをスナップして、感覚を掴みましょう。

ワゴンを見つけてスタンプ。

ワゴンを見つけてスタンプ。

サーチに移動します。で今いるコレクションから出て、「乗り物&ワゴン」コレクションを見つけましょう。スーパークランプワゴン(P&E)を掴んで、指定された位置にスナップ、スタンプしたら、プレイモードに切り替えましょう。

コピー・ザット#

さてさて、もうドリームズ・ユニバースにあるものをスナップしてスタンプするのは慣れてきましたね。次は、組み立てに使える便利なツールのひとつ、クローンを紹介します。これを使えば、すでにシーンにある要素をコピーして、時間とシーンメーターを節約できます。

トラックピースをクローンしているところ。

トラックピースをクローンしているところ。

このレッスンでは、ハイライトされたトラックのピースをクローンして、隙間に入れます。アウトラインの右にあるトラックにチップを合わせます。次にを押したまま、を長押ししてチップを上に動かします。これでクローンを掴んだ状態になりました。を押したまま、を放します。隙間に移動してクローンをスナップし、を放してスタンプしましょう。

ドゥー・ユー・コピー?#

クローンを掴んだまま、調整を加えたい時もあります。例えば、このスロープはクローンした後、向きを逆に変える必要がありますね。こんな時は、クローンと反転を使いましょう。

スロープにチップを合わせます。を押したままを長押しし、チップを上に動かします。次にを押したままでを放します。次にを押すと、ピースが垂直軸で反転します。隙間まで移動してピースをスナップし、を放してスタンプしましょう。

クローンと反転をしているところ。

クローンと反転をしているところ。

注:ロジックを含む複雑なものを反転させることは避けましょう。反転した後、期待通りに作動しないことがあります!

ぶんぶんカーブ#

このレッスンは、「チート」ですぐに終わらせることもできます。サボりたい時はピン留めされたコレクションから「カーブ:6個」のピースを探すか、クローンツールを使ってクローンの位置を調整する練習をしましょう。

前と同じようにで既存のカーブをクローンします。を押したままを放し、を長押しします。左スティックを左右に倒してみましょう。クローンが回転します。大まかに正しい位置に移動させれば、スナップポイントが自動的にスナップしてくれます。次の隙間でも同じことをしましょう。

注:右スティックでも回転できますが、回転は一度に1つの軸だけで行うのがベストです。こちらは今は必要ない軸での回転なので、触らないでおきましょう。

クローンしたものを回転しているところ。

クローンしたものを回転しているところ。

選択グループ#

作っていると、必然的にものを移動する必要が出てきます。オブジェクトを1つずつ動かしたり、毎回必要なオブジェクトを1つずつ選択するのは面倒ですよね。グループ化を活用すれば、複数のトラックを組み合わせて、1つのトラックとして動かせるようになります。

3つのトラックピースをそれぞれで選択します。1つずつ選択することもできるし、を押したままドラッグで選択することもできます。選択されているものは輪郭が点線で表示されます。複数のオブジェクトを選択すると、画面右にグループ化ボタンが表示されます。ボタンに表示された数字は、選択されたオブジェクトの数を表します。「3」と表示されているはずです。でグループ化ボタンを押しましょう。次にでグループの選択をはずし、で掴んでスナップし、スタンプします。

3つのトラックピースを選択、グループ化して移動している画像。

3つのトラックピースを選択、グループ化して移動している画像。

ワイヤーにつなぐ#

Trenにはワイヤー不要のエレメントもたくさんありますが、必要とするものもたくさんあります。エレメントをワイヤーで接続することは、Dreams Universe™でロジックを使うことを学ぶ最初のステップです。Trenではこのステップをできるだけ簡単にするために、ノードのガジェットを使ってワイヤーでつなぐプロパティやイベントを可視化しています。

ここでは、トラックボタンのプッシュ済みイベントを貨物ローダーのスポーンコンテナノードにワイヤー接続して、Trenがボタンの上を走るとカーゴコンテナが生成されるようにしてみましょう。

プッシュ済みノードのアウトプットポートにチップを合わせ、を押します。これでワイヤーを掴んだ状態になります。チップを動かしてワイヤーをスポーンコンテナノードのインプットポートまで運び、を押して配置します。これで完了です。

ノードから別のノードに接続するワイヤーを作る。

ノードから別のノードに接続するワイヤーを作る。

下ろそう!#

さらにワイヤーをつなげていきましょう。まず、貨物アンローダー(P&E)を見つけてスタンプします。アンローダーには、貨物が回収されたことを知らせるアウトプットがあります。ここでは、それを貨物感知式バリアにワイヤーで接続します。このバリアは、プレイヤーが適切な量の貨物を届ける(または運ぶ)まで、プレイヤーが次に進むことをブロックします。

貨物ローダーをスタンプしてワイヤーでつなぐ。

貨物ローダーをスタンプしてワイヤーでつなぐ。

コンテナの回収済みノードのアウトプットにカーソルを合わせ、でワイヤーを作ります。それをバリアの配達済みノードからコレクターのノードのインプットに運び、で接続します。プレイモードに戻り、貨物を配達してバリアを解除してみましょう。

逆走禁止!#

一方通行のドアは、プレイヤーの逆走防止に最適です。ここでのチェックポイントは、プレイヤーが通る必要のない、トラックの支線部分にあることに注目してください。では、このドアを通るイベントを使って、チェックポイントを有効にしてみましょう。

一方通行のドアを見つけて、スタンプします。ドア通過アウトプットをチェックポイントの起動を強制インプットにワイヤーで接続します。これで、ドアを通過するとチェックポイントが作動するようになりました。

一方通行のドアを追加してワイヤー接続する。

一方通行のドアを追加してワイヤー接続する。

リンボー#

ワゴンの降車地点を作る方法はたくさんあります。ここでは、ワゴンは通れるけれどTrenは通れないリンボーバリアと、ワゴンを引き離して走行停止標識(ボタンあり)に向かわせるブーストピースを使います。ワゴンがボタンにぶつかると無線トランスミッターが作動してバリアが開き、通過できるようになるというわけです。

まずは固定されたコレクションから「バリア:リンボー(P&E)」を手に入れてスナップします。プレイモードに切り替えて、ワゴンを切り離して進ませましょう。

リンボーバリアを見つけて設置し、ワイヤーで接続する。

リンボーバリアを見つけて設置し、ワイヤーで接続する。

着地成功#

ジャンプの後、標準のトラックに着地するのは危険です。そこで、この着地用のピースを使いましょう。これは幅が広く、溝がTrenをしっかりキャッチして位置を合わせてくれます。これはかなり小さなジャンプに使うのがベストです。より大きなジャンプを助けてくれるツールについては、後で見ていきましょう。

安全な着地を助けてくれるピースを追加する。

安全な着地を助けてくれるピースを追加する。

「二倍幅:マージャー」と「二倍幅:端部」を見つけて、スナップしてスタンプしましょう。

くっつける場所#

このレッスンでは、エレメントを回転させて必要な場所に配置する方法をおさらいします。さらに、驚きの磁石のトラックも登場しますよ!

ピン留めされたコレクションか「マグトラック:3個」を探します。それをアウトラインの中に入れるには、を押したまま右スティックを左に倒して、垂直になるように回転させて、スナップしてスタンプします。次にを押したまま、左スティックで次のアウトラインまでカメラを移動します。ここで「マグトラック:外向きスロープ」を見つけ、スナップしてスタンプします。回転は必要ないはずです。

マグトラックは巧みなロジックでTrenをトラックに固定するので、垂直方向や逆さまでも落ちることなく進むことができます。ただし、貨物が落ちてしまわないように、プレイヤーがスーパークランプワゴンを使えるようにするのをお忘れなく。

マグトラックを探して正しい向きに配置する。

マグトラックを探して正しい向きに配置する。

スワップしまくり#

Trenのスワップドックを使うと、1つのTrenを別のTrenに切り替えることができます。ドックは色と数字でペアになっていて、Trenがドックに入ってが押されると、対応するドックのTrenにコントロールが移ります。

ドック番号のスライダーにチップを合わせ、を長押しします。右にドラッグして「2」に設定します。ドックの色スライダーにチップを合わせ、「4」に設定します。プレイモードに戻り、を使ってTrenを切り替えます。

Trenスワップ専用ドックを調整しているところ。

Trenスワップ専用ドックを調整しているところ。

延々と繰り返す#

クローンの最後のレッスンとして、クローンのクローンを学びましょう。覚えるのはちょっと面倒ですが、組み立てスピードにターボをかけることができます。グリッド移動または正確な移動のようなガイドは、クローンのクローンを使うときにとても役に立ちます。スナップポイントでさらに簡単に使っちゃいましょう。

クローンのクローンをしているところ。

クローンのクローンをしているところ。

ハイライトされたトラックをでクローンします。クローンを作ったら、を押したままクローンを右に動かします。を長押ししたまま、方向キーのを3回押しましょう。押すたびに追加のクローンが作成され、所定の位置にスナップします。隙間が埋まったらを離し、スタンプします。

リフトでお好きに#

もう一度、基本のスタンプのレッスンです。ここでは、リフトとその使い方を紹介します。Trenセットには数種類のリフトがあります。ここではワゴンがないので、一番小さいものを使いましょう。

小型のリフトを追加する。

小型のリフトを追加する。

ピン留めしたコレクションの中から、「リフト:小」を探してスナップし、スタンプしましょう。プレイモードに切り替えて、リフトに乗り、左スティックを倒してリフトを動かします。

全部やってみよう!#

このP&Eで学んだことを、1つのレッスンでおさらいしましょう。自分のトラックを作るときには、サーチ、スタンプ、クローン、ワイヤーなどなど、やることがたくさんあります!

一方通行のドアの追加、接続、トラックピースのクローン作成、トラック分岐器の回転とスタンプ。

一方通行のドアの追加、接続、トラックピースのクローン作成、トラック分岐器の回転とスタンプ。

では、最初に一方通行のドアをスタンプしましょう。「ドア通過」ノードを「起動を強制」ノードに接続します。トラックピースをクローンして、隙間を埋めます。「分岐器:小型直線」を見つけ、と右スティックで回転させ、スタンプします。やれやれ!

バズ・オフ!#

最後は簡単な楽しいスタンプと愉快な走りで締めくくりましょう! ポップター(小)を持って、スタンプします。

「ポップター(小)」を見つけてスタンプ。

「ポップター(小)」を見つけてスタンプ。

プレイモードに切り替え、Trenを前進させてドックに入れ、でスワップします。ポップターをレベル中央の「!」のクエストマーカーまで飛ばし、着陸させます。

よくできました! これで、あなたの初めてのTrenクリエイトが完成です。

Dreams Universe™のユーザーガイドはただいま作成中。これからプレイのヒントに関するコンテンツを増やしていく予定なのでチェックをお忘れなく!