公開についての用語解説
やりましたね、おめでとうございます! コツコツと作業してきた作品がついに完成し、あとはクリエイティブの雨のように、ドリームズ・ユニバースに投下するばかり。でも、ちょっと待ってください。先に知っておくと役立つことがいくつかあるんです。私たちがここにいるのは、作品の公開までを導き、専門用語を解説するため。ええ、ええ。私たちってありがたすぎるでしょう?
公開「できる」ものは?#
まずは作品のタイプを一通り説明しましょう。大胆かつ素晴らしい作品はたくさんあります。中にはカテゴリー分けは無理だと思えるようなものも。でも、作品は必ず以下の4タイプに分類されます。
- エレメント
エレメントはシーンに追加して使う独立型アイテムです。スカルプチャー、ペインティング、サウンドエフェクト、ミュージッククリップ、キャラクター、特定のロジックを含むマイクロチップ… こういったものはすべてエレメントです。ドリームズ・ユニバースでは、エレメントは六角形で示されます。
- シーン
シーンは大きな作品を構成する一部です。映画の1シーン、ゲームの1ステージ、物語の1章、家の一部屋のように、シーンもドリームの構成パーツです。また、シーンは独立したミニゲームや、アートワークのようなものにもなります。ですが、ドリームの中に設置しなければドリームサーフィンに表示されないため、あまり多くの人に見てもらえないことは覚えておきましょう。シーンはエディットモード内で作品を作るワークスペースのことも意味します。ドリームズ・ユニバースでは、シーンは円形で示されます。
- ドリーム
通常、ドリームは出入口でつながった複数のシーンで構成されています。もちろん、ひとつのシーンしかないドリームにすることも可能です。こうすればスコアボードを追加したり、シーンをドリームサーフィンに表示させたりすることができます。ドリームズ・ユニバースでは、ドリームは長方形で示されます。
- コレクション
コレクションとは作品を集めてまとめたものです。好きな作品ばかり集めたり、猫に関する作品でまとめたり… 理由は何でもOK。コレクションはエレメント、シーン、ドリーム、さらにはコレクション同士を組み合わせたもので構成されています。ドリームズ・ユニバースでは、コレクションは破線の円形で示されます。
バージョン
これらの作品タイプには、それぞれ複数のバージョンを用意することもできます。バージョンとは、同じ作品を異なる段階で保存したものです。バックアップや制作過程の記録、クリエイティブの方向性の実験用など、目的は自由です。下のクラゲの図形を例にしてみましょう。バージョン1はオリジナルのクラゲです。色は青で、足をどうするかはまだ決まっていません。バージョン2では色を青から黄色に変え、足に着手しました。バージョン3までの間にやっと本格的な作業を開始して足を完成させ、色はピンクに落ち着きました。バージョン3が公開したリードバージョンです。正真正銘、これが現在の私たちのクラゲです。今回はたまたま制作過程のバージョンも保存していました。ですが、たとえば色を決めていなかったら、足まで完成した色違いバージョンを作ることも可能でした。または、目がついたバージョンがあってもよかったかもしれません(ドリームズ・ユニバースの中ではなんでもありですからね)。こういった別のバージョンはいつでも好きなときに公開してリードバージョンにすることができます。
バージョンの保存/公開状態
バージョンの公開状態は常にゲーム内で目立つ大文字で表示されます。大量のテキストの中で見失わないように、またその重要性を示すためにそのようにしました。
- プライベート
プライベートバージョンはオンラインに保存されていますが、検索にはヒットしません。グループでのプロジェクト、内輪のテスト、非公開のオンラインバックアップとして最適の選択肢です。プライベートの作品を見つけ、編集できるのはクリエイターが追加した共同制作者だけです。また、共同制作者はプライベートの作品のバージョンを自分の作品の中にスタンプすることができます。しかし、そういった作品はパブリックとして公開することができませんので、ご心配なく!
- プレイOK
プレイOKバージョンは検索にヒットし、プレイも可能ですが、リミックスしたり、パブリックに変更したりできるのはクリエイターだけです。ただし、ドリームやコレクションに追加することは誰でもできます。その際はクリエイターがクレジットに表示されます。
- パブリック
パブリックバージョンは誰でもリミックス、スタンプ、編集ができ、総じて別のものに作り替えることができます。パブリック作品のオリジナルクリエイターは、アーカイブと作品クレジットで確認することが可能です。
すべての作品タイプはプライベートとして保存可能ですが、プレイOK、またはパブリックとして保存できるかどうかは保存するものによって異なります。詳しくは下の表をご覧ください。
プライベート | プレイOK | パブリック | |
---|---|---|---|
エレメント | |||
シーン | |||
ドリーム | |||
コレクション |
作品の各バージョンはそれぞれ別の状態で公開することができます。つまり、あるバージョンをパブリックにしつつ、別のバージョンをプライベートにできるのです。これで自分の作品に関与できる人とその使用方法を完全にコントロールすることができます。しかし、いくつか補足事項もあります。たとえば、シーンの1バージョンをパブリックとして公開していた場合、別のバージョンをプレイOKとして公開することはできません。もう一度下のクラゲを見てください。パブリックとして公開する準備ができるまではプライベートとして保存していました。でも注意してください。これはエレメントなのでプレイOKとしては保存できないのです。
はい、これで基本はわかりましたね。では、これが作品の公開にとって何を意味するのかお話ししましょう。
このあたりから少しややこしいと感じる人も出てくるかもしれません(正直に言いましょう。私たちもその仲間です)。ざっくり言えば、「自分が」作ったものしか含まれない作品を作った場合はパブリック(誰でもプレイやリミックスが可能)として公開が可能ということです。また、自分で作った作品に他のドリーマーによるパブリックの作品を追加して制作した場合、もしくはパブリックの作品をリミックスした場合も、パブリックとして再公開できます。
以下はきっと皆さんのお役に立つと思われる、公開に関するルールです。
あなたの作品が以下のいずれかの場合
- 自分自身の別の作品バージョンのスタンプを含む
- 自分のもの「ではない」別の作品バージョンのスタンプを含むが、対象がすでにパブリックになっている
- 他のパブリック作品のリミックス
これらの場合はパブリックとして公開できます。パブリックな許可があるわけですから! 作品がパブリックになったら、誰でもプレイやリミックスが可能なのです。
でも… 作品にパブリック「ではない」作品のスタンプが含まれていた場合は、パブリックとして公開できません。公開する場合はプライベートやローカルのスタンプをパブリックとして保存する必要があります。つまり…
- シーンにプライベートのバージョンのものが含まれる場合、そのシーンはプライベートもしくはプレイOKとしてのみ公開可能です。
- エレメントにプライベートのバージョンのものが含まれる場合、そのエレメントはプライベートとしてのみ公開可能です。
公開を妨げる要素が自分のものでない場合、プライベートかプレイOKのバージョンとしてしか公開できません。対策として、次のことが可能です。
- スタンプしたプライベートバージョンをパブリックとして公開するよう作者にお願いする。
- 自分の作品からプライベートバージョンを取り除く!
さて。なかなか専門的な話でしたね。ここで触れた用語について、さらに詳しい情報が必要な場合は、Dreams Universe™の用語集をチェックしてみてください。ドリーマーたちが作品を公開する際に出くわしてきた問題に関するさらに具体的な例を見たい場合は、クリエイターFAQをご確認ください。
または、公開プロセスについて役立つ動画を見たい場合は下のリンクからご覧いただけます:
作品の公開方法について、トム・Mがご紹介!
Dreams Universe™のユーザーガイドはただいま作成中。これからプレイのヒントに関するコンテンツを増やしていく予定なのでチェックをお忘れなく!